コラム

COLUMN

再生医療学会

2023.03.23

院長コラム東京編

2023年度の再生医療学会が、3/23ー3/25京都で開催される。今年は久しぶりに対面での開催で、ハイブリッドではない。多忙で、京都まで行けない人には、オンラインは非常に良い手段であったが、今年は、対面開催のみである。参加できない人も結構いるであろう。この私も、その1人で、名古屋の外来をやらねばならない。私どもの関連では、「腰痛に対するPRP治療」と、「再生医療委員会定期報告の問題」を出しているが、どちらも名古屋院長が発表する。特に、腰痛PRP治療は、口演で、期待されているのがわかる。名古屋のクリニックでは、8-12mlのPRPを経仙骨式に硬膜外へ注射する手法で行っている。この手法の特徴は、脊柱管狭窄症のように複数箇所の病変を有する患者様が、何度も注射することなく、一度の注射で痛みから解放されることにある。この方法で10例20回程度の治療を行ってきたが、アンケート解析の結果、有意に治療効果が示されたわけである。その結果が、今回の学会で発表されるわけで、これまでに他で行われていないために、医学的にも新規性があり注目度が高いというわけである。私どもが東京で行うのは、この硬膜外ルートに加えて、C-arm透視下でのPRP局所注射で、この方法は、一椎体に限局した症例を対象にしている。東京虎ノ門CORでは、この二つのアプローチで腰痛のPRP治療を行なっているが、もちろんさらに効果の高い方法として、細胞塊を用いた腰痛治療の臨床研究も開始しているのである。

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