コラム

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Cアーム透視下の腰椎PRP治療

2023.03.27

院長コラム東京編

これまで一椎体に限局した腰痛疾患に遭遇しなかったが、先週1人の患者がホームページを見て、当クリニックへ来院された。ゴルフか何かをやっておられるかたで、腰が痛くて、近くの医者にかかったが、あまり良くならないということで、再生医療を受けに当クリニックへ来られた。MRIで、一椎体に病変が限局することを確認し、Cアーム透視下でのPRP治療を行うこととなった。前もって、局所麻酔剤で数日程度の除痛があることを確認した上で、当クリニックのC-アーム室で患者様に腹臥位になってもらい、実施したのである。当クリニックの脊椎専門医の中西先生は、この治療の専門家で、月曜日に腰痛患者様に対するCアーム治療外来を行っている。治療そのものは、30分程度でスムーズに終了したのである。私どもの目標は、治療効果を少なくとも1ヶ月に延ばすことである。以前に書いたように、硬膜外ルートでのPRP治療では、月1回が実現できているので、同様にCアーム透視下でも目指しているわけである。私どもが考える適応は、1椎体に限局する病変は、Cアーム下に2ml、限局しないもので、L3-5にあるものは、硬膜外で6-8ml、L1-5にあるものは、硬膜外で12ml、と一応考えているが、今後変更されることもありうるのである。

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