コラム

COLUMN

祇園祭:山鉾巡行

2022.07.17

院長コラム東京編

本日は、祇園祭後祭の山鉾巡行である。

後祭の山鉾は、前祭りと異なり、順回りである。9:30に、烏丸御池を出発、河原通り御池に向かう。

ということで、朝7:00に起こすよう、中居さんに頼んでおいた。朝ふろにはいり、朝食を取る。伝統の湯豆腐である。

9:00からの京都テレビ 祇園祭生中継を横目に見ながら、出かける準備をする。実は、旅館の2階からも鉾が見学できるらしいが、上の方だけと聞き、外に出ることにした。

旅館から10mも歩くと、御池通りである。日陰の場所を陣取って、9:30のスタートを待つ。見学客も徐々に多くなる。

そうこうするうちに、10:00近くになる。ゆっくりとではあるが、先頭のたてが近づいて来る。

北観音山が、来た。引き手は、5-60人、重さ2-3トンである。艶やかな装飾と、荘厳ではあるが華麗で、独特のリズムにつつまれる、緩やかな時と空間が流れる。

河原通り御池で、辻回しがあるため、行列は時々しばらく停止する。

そして、また緩やかに動き出すのである。こうして、北観音山が通り過ぎて、数個の山が通過した後、南観音山が来た。この頃になると、我々の近くに多くの人が集まってきた。

まもなく鷹山が通るのである。旅館の女将も知らぬ間に、前の方に立っている。
蛤御門の変で焼失した鷹山が、200年ぶりに復活し、今年の祇園祭の注目を集めている。

その過程は、テレビやマスコミで報道されてきたので、みなさんご存知と思う。

こうして、お目当ての鷹山がゆっくりと通ると、皆さん一斉にシャッターを切っている。

今年の最後は鯉山で、鯉山がやって来るころのは、いっぱいであった聴衆は、川原通りの方へ一斉に移動していったのである。

こうして、麩屋町通り沿いでの山鉾巡行は終了し、私たちは旅館へ引き上げたのである。
祇園祭後祭を見学するには初めてであるが、1時間ほどの見学時間ということで、生で見るには、ちょうど良いかな、と思った次第である。
祇園祭は、その時の気候と、京都の風情を体感するためにも、生で見るのが一番と思う。

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