コラム

COLUMN

夜の散歩

2022.10.24

院長コラム東京編

風邪をひいて夜の散歩がここ二日間できていない、おかげで、アーサーの機嫌が悪く、夜上から下に降りてこないのである。我が家は3階建てで、2階がいわゆる一階リビング、1階は半地下で寝室となっている。私はいつもアーサーと寝室で寝る。ちなみに奥さんは3階の寝室で眠るのである。私が寝室で犬と眠るのは、もうこれで何十年目かは忘れてしまったが、おそらく今のアーサーで3代目だと思う。特に前のポアロとアーサーがいた時には、二匹が一緒にベッドで寝ていたので、ベッドが狭くで、私は片隅に追いやられて、眠っていた。今はアーサー一匹であるので、比較的広々としている。通常夜の散歩が終わると、私は一階でお風呂に入って、そのままベッドで眠る。アーサーは一緒にベッドへやってきて眠るのである。ところが、なんらかの理由で夜の散歩ができないようなことが起きると、彼の機嫌が悪くなり、一緒に下に来ないのである。アーサーなりの不満のサインである。しかし、朝方になると上から下に降りてきて、知らぬ間にベッドへ潜り込んでいるわけで、彼のご機嫌は、ずっと悪いというわけではないのである。彼がベッドへ潜り込むと、彼の顔が私の顔のすぐ隣にきて、すやすやと寝息を立てて、眠っているのがわかるのである。
夜の散歩は、アーサーにとって1日の終わりの儀式であり、ぐっすりとした眠りに入る準備のようなものなのである。

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