コラム

COLUMN

祇園祭:檜扇と厄除けちまき

2022.07.15

院長コラム東京編

私たちは、今年の祇園祭後祭を見るために京都で一泊する予定である。今回は、コロナ禍で3年ぶりに開かれる祭であり、私たちにとって5年ぶりの祇園祭である。祇園祭といえば、各家庭では檜扇が飾られる。この頃に檜扇は、橙色の花を咲かせるのである。私たちは、檜扇会という夏のイベントと医療法人財団を行なっている。夏のイベントというのは、えりこ先生のママが亡くなった翌年から毎年一回夏に行うマリオットでの食事会で、服装はカジュアルであるが、テーブルセッティングなどはフォーマルに近いものである。20-30名の方々が集まり、えりこ先生のママを偲んだり、近況報告をしたり、講演を聞いたり、音楽を楽しんだりする、洗練された会である。えりこ先生のママが大好きであった檜扇にちなんで、檜扇会という名前がつけられている。この名称を、医療法人財団でも使わせてもらい、医療法人財団檜扇会が設立されたわけである。したがって、檜扇とオレンジ色は、私たちにとって重要なアイテムである。
今年は嬉しいことに、京都に住む辻野さんが厄除けちまきを祇園祭の前に送ってくださった。厄除けちまきは、祇園祭の際には、宵山の各町内で配られているものであるが、取り寄せて送ってくださったのである。
したがって、我が家では、祇園祭が始まる前に、地植えされた檜扇と京都の井上花壇から取り寄せた檜扇が花をつけ、厄除けちまきが玄関に飾られているのである。
我が家では、祇園祭の準備が整い、祇園祭当日に向かったわけである。

 

4回目のワクチン

私の4回目ワクチンは、7月に終わった。実は、このワクチン、5回目の接種である。私は、国の指導を無視し、3-4ヶ月に一回のペースで接種している。コロナ患者に接する機会も多く、感染リスクがあると考え、そのような判断を下した次第である。
現在では、コロナ治療薬も開発されいつでも使用できるので、以前のように神経質になることもないが、高齢者ということもあり、注意しているわけである。
世の中的には、7月に入って爆発的に感染者が増えてきて、ロックダウン寸前である。医療機関もそろそろ余裕がなくなり、行政が右往左往しているようである。名古屋のクリニックでも、コロナPCRを行う患者の多くが陽性で、出入りする名古屋大学の学生さんにも陽性者が増えてきた。ヘタをすると、クリニックスタッフの多くが濃厚接触者である。
このような状況であるので、医療ツーリズムどころではなく、いつになれば海外の患者を受け入れることができるのか、予測できないところである。
私も、遺伝子治療用組み替えウイルスの研究をやってきた関係で、ウイルスのことはある程度わかっているつもりではある。ウイルスの変異は、驚異的に早く、従って、ワクチンが必ずしも効果があるとは限らないわけで、変異に応じて、自動的にレセプターを変化させたワクチンができると、便利ではないか、と考えている。
いずれにしても、変異のスピードに適応したワクチンというものが開発されることが望まれるわけである。

 

ボルシチとウクライナ

先日京都にいるポーランド人の友人宅を訪れた時、市販の瓶詰めボルシチなるものを貰ってきた。よくわからない言語でラベルが書かれていた。友人曰く、ボルシチは、ウクライナが、発祥のようである。ロシアの名物とばかり思っていたが、そうではないらしい。実際、ウクライナは、食については、多くの創作物を持っていて、文化度の高いお国柄である。ボルシチといえば、ピロシキが思い浮かぶが、あちらの人は、ボルシチにはサワークリームだそうである。ボルシチの赤は、ビーツ(赤かぶ)から出る色である。この独特な色が食欲をそそるのである。
今回のウクライナ国内へのロシア軍の侵入によって、ウクライナの国土の大多数が荒廃した。穀物畑や野菜畑は荒らされ、食料自給が不可能になりつつある。このような状況であるので、これまでウクライナから輸出されていたボルシチ加工品が、生産できなくなると、友人がこよなく愛する瓶詰めボルシチがポーランドへ輸入できなくなり、友人は、ボルシチを楽しむことができなくなるのである。

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