コラム

COLUMN

関節と PRP治療

2022.07.11

院長コラム東京編

クリニック東京虎ノ門 COR の PRP 治療は、名古屋のクリニックちくさヒルズで実施した 1250 例のデータ解析をもとに、プロトコールが作成されている。

しかし、元はと言えば、新しい治療であった PRP の使い方もわからず、私の膝でいろいろ試してみて、確立されたのである。 まず、膝関節症に対する PRP 投与量が不明であったので、 PRP1ml から試してみることにした。

1ml では、全く変化なく、 2ml で試してみた。 2ml でもダメで、 PRPは効果ないかもしれないか、と思いつつ、今度は 4ml で試してみた。

そこで初めて効果を実感したのである。そして何回か 4ml でためしてみたわけでるが、今度は、関節炎を起こしてしまった。それも かなりのの確率で関節炎が起こったのである。

そこで、注射を担当してくれた岩田先生と相談し、無菌性関節炎であるので、ステロイドをほんの少量併用してみようということで、やってみた。

すると、関節炎はパタっと無くなったのである。ということで、私どもの PRP 治療プロトコールは一応確立し、その後 1250 例を行なってきたのである。

 

その結果は、すでに再生医療学会などで何度も報告しているが、ほとんどの患者さんは、効果はあるものの、効果期間は1−2ヶ月であり、繰り返し注射を行う必要があることが明らかとなった。

PRP は、保存が難しく、患者様は、来院すると、まず採血を 40ml 、この血液を 細胞加工施設で、血小板濃縮液 4ml にしてから、治療を行う。細胞作成時間を入れると、1時間から2時間を要する。月1回のリピーター患者様が非常に多いので、このリピーター患者様向けに、コストダウンした ぴーあーるぴーむけには治療を提供できないかと考えた。

そして、、一度に大量に細胞加工し、 PRP を作成、凍結融解を繰り返すことで、 PRP 融解液を作成、凍結保存して、来院した患者様には、待ち時間なく治療する方法を作り上げたのである。この PRP 融解液は、1)コストが安い 2)待ち時間がない 3)効果が PRP と同等、ということで、非常に評判が良く、 PRP 融解液にシフトする患者様が非常に多いのである。

いずれにしても、 2021 年初旬には、 PRP のプロトコールは確立していたのである。

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