コラム

COLUMN

カラスの襲撃

2021.09.13

院長コラム東京編

最近自宅の周辺は、カラスがたむろしている。特に、ゴミ出しの火曜金曜の朝、早朝からカアカアカアの合唱である。ちょうど裏口がよく見える電信柱が、我が家の監視用につかわれている、必ず一羽がてっぺんに止まり、あちこち見回しているにである。時々目が合うと、向こうから目を逸らし、見ていないふりをする。ちょっと睨んでやると、パタパタと飛び去るが、また元の位置に陣取っている。このカラスたちはアーサーを馬鹿にしているようで、アーサーが家の中にいても、堂々とはいってじくるのである。彼や彼女が入ってくると、アーサーは小さくなってコソコソと逃げ出し、一階へ行ってしまう。そうなると、家の中はカラスに乗っ取られとみたいであり、どうもあちこち飛び回っている気配がある。いつだったか、帰ってくると、カラスのウンチが2階にも3階にもあり、このウンチの場所で行動範囲が推測できるのである。また、ある時帰宅するとカラスが家の中にいて、私はドアを閉め、外へ出れないようにし、家の中でカラスを追い回したのである。こうして、彼または彼女に強迫観念を植え付けて、なんとか追っ払おうとしたが、そうは問屋がおろさなかったのである。

しかし、コロナが治まってくると、カラスの襲撃は徐々に下火になっていった。繁華街で大量のゴミが出だしたからである。

生き物の攻撃性というものは、人が環境を変化させたために生み出される場合がほとんどであり、現代生活が、生き物の性格を変化させているのである。

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