コラム

COLUMN

肩の再生医療患者

2022.11.28

院長コラム東京編

先週のある日、以前肩の再生医療をうけた患者様の紹介で、膝の患者様が来院した。
以前から変形性膝関節症に悩んでいる女性で、ヒアルロン酸注射で効果がないということであった。ちょうどご主人がご一緒にお見えになっており、お話を伺った。すると、当院で、一年以上前に肩の腱板損傷で、PRPと幹細胞塊の同時投与を受けていることがわかった。一年3カ月の間、痛みで動かなかった肩が、再生医療で嘘のように、元に戻り、今では、全く痛みもなく日常生活が送れているということであった。私どもは、患者様がプツリと顔を見せなくなったので、てっきり効果が全くなく、よその医療機関へ移ったと考えていた。実は、痛みがなくなり、病気が治ったために、来院しなくなったのであった。この患者様は、当院が肩の再生医療を行った初めての患者で、私どもも手探りでの治療であったのである。今回、幹細胞塊治療によって、肩関節に対して、一年3カ月以上もの長期間、効果が持続することがわかったので、他の患者様たちの結果が期待されるところである。

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