コラム

COLUMN

日本に住む外国人

2023.01.26

院長コラム東京編

定期的に開催する会議が帝国ホテルで行われた。今回がナノマイクロ医用工学とがん免疫療法のお話である。両先生とも、高名な方々で、ついつい時間がオーバーしてしまった。がん免疫療法の上田先生のお話は、体系化された、洗練された講演である。講演が終わり、皆さんと雑談である。そのおり、ある英国で医者をやっておられた先生が、米国の患者さんでリウマチの方を、私どものクリニックに紹介してもいいか、と、おっしゃられた。なんでも幹細胞治療を受けたいということで、ずっと探しておられたらしい。
「私どものクリニックは、毎日整形外科専門医が診察しているし、英語のできるスタッフもいるので大丈夫ですよ」と、申し上げると、すぐに患者さんに連絡するということである。東京のクリニックは、毎週必ず外国人の患者さんが来院される。大使館が多いという土地柄もあろうが、名古屋では考えられないことである。
しかも、外国人の患者さんも、幹細胞治療に興味があるということは、幹細胞治療がグローバルに認知されてきているということで、なお一層、治療法の確立に尽力せねば、と思った次第である。このクリニックでは、英語のできるスタッフが必須ということを強く感じされられた次第である。

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