東京ステーションホテル
院長コラム東京編
昨夜、ステーションホテルで洋食を食べることになった。
高久史麿先生の秘書をやった方々の慰労を兼ねてである。
2階に、ブランルージュというフレンチがある。古い駅舎を利用したクラシック感満載のダイニングで、食事もなかなかである。
私以外、5人が女性で、女子会のような雰囲気で食事会が始まった。
山中燁子先生もおられたので、海外、英国、世界状況など話が弾んだ。
ワインを飲んで、だんだん皆さんの口が滑らかになった。すると、ご主人のグチや、趣味、などなど、いろいろな話が出てきたのである。
これまで、物静かな秘書さんというイメージであった人たちが、よく喋るのである。
私は、しばらくの間、唖然としたのである。ブランルージュの夕食は、華美ではないが、洗練され、会食にはもってこいの場所である。
このホテルは、クラシックホテルに属すると思っている。
東京近辺では、横浜のニューグランド、箱根の富士屋ホテル、日本の金谷ホテルなどである軽井沢の万平ホテルこの部類である。
ただステーションホテルのクラシックは、鉄道華やかりし頃のノスタルジーを感じさせるクラシックであり、明治時代の和洋折衷建築というわけではない。
鉄道好きな方々には、レストランの窓から、発着する列車を眺めながら、食事を楽しむことができる、何物にも変え難い魅力と写るであろう。
東京ステーションホテルのダイニング ブランルージュは、東京駅丸の内側にある、上質な空間である。
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