自由、不自由な生活
2023.10.30
院長コラム東京編
この平和な日本では、自由な生活がどこへ行っても満喫できる。自由があまりにも容易に手に入ると、ちょっとした不自由でも、ものすごく不自由に感じられるものである。例えばコロナ禍で職住が限りなく一体化すると、24時間自宅で生活するようになり、ちょっとした外での息抜きができにくいものである。
一日中、奥さんや家族と過ごす日が続くと、時々1人でぶらつく赤提灯が懐かしく尊いものである。1人の時間というものが、私の場合に、すごく重要で、この時間に考え思索したり空想したりするのある。また、やるべき仕事が残ってしまった場合も、この時間に記憶が蘇り、自分自身にとって情けない思いをすることも一度や二度ではない。
不自由は、自由の価値を体感するためには必須である。
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