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COLUMN

梶島のアサリ

2021.06.23

院長コラム東京編

西尾市幡豆町の沖合に梶島という場所がある。春先のアサリの季節になると、吉良町宮崎にある、あるアサリ屋に出かけ、梶島のアサリを求めてくる。

春先、アサリ取りの季節になると、アサリ専門のアサリ屋が出現する。店頭、と言っても大きな水槽があるのであるが、地場のアサリが並んでいる。このアサリたちの中でも、飛び抜けて大きいのが梶島のアサリである。

梶島は、良質のアサリで有名で、このアサリは高級品である。毎年値段が異なっているが、今年は飛び抜けて高い。もしかすると、蛤よりも高いかもしれない。

しかし、このように大きなアサリは、梶島しかないと見られ、よく売れるそうである。我が家も、贈答用に使っている。このような高級品は、もったいなくてなかなか家使いにはできないが、今年は思い切って一袋だけ家使いに購入した。ちなみに大量に購入したので、少し安い他の島で取れたものである。

この梶島のアサリを我が家から贈られた人たちは、例外なくあまりの大きさに驚いてしかも美味しさも飛び抜けているので、二度驚くのである。

有名な魚市場でも購入できない珍しいものが、小さなアサリ屋で売っているのである。

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