五山送り火は、壮大なライブパーフォーマンス
2023.08.16
院長コラム東京編
台風7号が昨日近畿東海地方を縦断した。紀伊半島から山陰地方まで幅広く大量の雨で洪水崖崩れなどを引き起こした。雨が午前まで続き、新幹線が不通であった。今日の送り火は中止かな、と思っていたが、夕刻よりメキメキと天候が回復し、五山は実施されることになった。その一部始終をBS11でやっていた。
五山は宗教行事の一つと説明されていたが、あの時代の夏の大きなイベントと思われる。京都が山に囲まれている、という地形を生かして、山肌に火で文字を描くという発想は、今でいうプロジェクションマッピングに通ずるもので、一体だれが考え出したのかと思う。いにしえの方々は、現在人よりよっぽど豊かな発想力があった様に感じるのである。
京都の方々は、このような壮大なライブパーフォーマンスを無料で毎年楽しんできたのである。なんとも贅沢で羨ましい限りである。
これが、私が京都へ移住したい理由の一つである。
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