コラム

COLUMN

入院手術

2023.08.11

院長コラム東京編

以前から悪かった左の鼻を手術することになった。
鼻腔から上顎洞に向けて伸びたおできがあり、全身麻酔でやることになった。私は名古屋在住であるので、本来名古屋の方が便利であるが、鼻関節鏡症例数が国内で最も多い慈恵医科大学病院で受けることにした。
8/8午前入院、午後手術、8/10午前退院、というスケジュールである。
この病院は、東京タワーの眼前にあり、病室から綺麗に見ることができる。眼下には、芝の増上寺がある。私どものクリニックは西方向にあり、視界から消えている。遠くにベイブリッジが見える。
オペ室入りは、13:30。歩いてオペ室まで行き、オペ台に上がり、点滴が入り、麻酔がスタート。あとは覚えていない。抜管してしばらくリカバリー室。その後病室へ帰った。
部屋へ帰った際には、完全に覚醒しており、おしっこがしたかったが、看護師さんが離床は19:00からと言っていたので、尿瓶を使うのも嫌で我慢した。この病院は、コロナ対策で家族の入室は禁止されているのであるが、この頃までは、奥さんが病室にいた。私との会話ができることを確認して、奥さんはクリニックへ帰って行った。この後退院まで私は1人である。
ここまでは予想通りであった。このあと口へ垂れ込んでくる出血、と両鼻がパッキンによって口呼吸しかできないことが、かなり大変でオペ当日はほとんど眠ることができなかった。ちなみに先ほどの尿意の件は、17:00ごろ我慢できずに、こっそりトイレに移動したわけである。それから19:00までにつごう3回トイレをしてスッキリしたが、看護師さんが19:00離床確認に来るわけで、おしっこが出ないのは変なので、水(OS1)を頑張って飲んで、無理に出したのである。
翌朝がやっとおとづれて、7:30待望の食事となった。お腹がぺこぺこであったので、何が出るか非常に楽しみであった。ところが、食パン2枚、冷めた紅茶、ちっちゃなサラダ、ゆで卵、で終わりである。がっかりした。特室の食事がこれ?と言ったとこである。
これはいかん、ということで、朝の回診が終わり、時間ができた際に、一階のコンビニで買い出しをした。結局、コンビニメシである。なぜこんな乏しい食事であったか、に関してあるが、医師の問診の際に、高血圧、高脂血症を申告しており、おかげで減塩食、低カロリ食になったのではないか、と推察する。今後の入院では注意する必要がある。
この様にして、まあまあ無事に退院を迎え、本日から仕事に復帰した次第である。

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