コラム

COLUMN

肝硬変の患者

2023.12.16

院長コラム東京編

私どものクリニックでは、関節と脊椎では、幹細胞塊とPRPで治療するプロトコールが出来上がっており、できるだけ多くの患者にお使いいただける様にと、学会活動などを行っているが、幹細胞点滴を行う整形外科以外の疾患では、未だ手探りの状態である。
先日久しぶりに肝硬変の患者が、幹細胞点滴に来院された。いつも私の外来日に来られるわけではないので、久しぶりにお会いしたのである。私の記憶では、当初から車椅子で来院されていた。腹水の貯留が特徴で、月に何度も腹水除去を行っていた。ところが、幹細胞治療から2年ほど経過している先日お会いした際には、徒歩で来院され、お腹もぺちゃんこであった。調子が良いそうである。治療開始から一年ほど、目立った効果が見られなかったが、一年が過ぎメキメキと改善に向かったのである。肝硬変も改善してきている様で、この治療に満足しておられた。この様に、一年程度経過したのちに、データ、臨床症状ともに確実に改善するケースが現れたのは嬉しい限りである。

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