コラム

COLUMN

医療英語コミュニケーション

2023.12.16

院長コラム東京編

生成AIを使って、日本語を話すとあたかも本人が英語を喋っているかのように、見えるという。逆もありである。
このようなAIが出現すると、外国人患者対応として、医療英語のスキルを磨く意味合いはどこにあるであろうか?
オンラインの場合、上記のシステムを使えば、医療英語を特に勉強する必要はなくなるかもしれない。それに対して、仮に対面診療を想定するならば、やはり医療英語によるコミュニケーション力が必要であろう。しかし、医療英語を話す能力ではなく、患者様の言葉から真の情報を引き出す、聞く能力であってほしいと思う。というのは、narrative medical communication は、相手の言葉から真実を引き出すcommunication skillであるべきであり、今後の医療英語スキルは、このような考え方でブラッシュアップするのが望ましいと考えるからである。
まとめると、生成AIの出現によって、医療英語の必要性がより高度な技術修正へ方向つけされること、コミュニケーショんスキルは今後も医療英語にとって重要なアイテムであり続けること、が推測されるのである。

過去のコラム一覧

2025.09.26

院長コラム東京編

おじ捨て山
2025.09.09

院長コラム東京編

AIアルツハイマー
2025.08.30

院長コラム東京編

生活の変化
2025.08.29

院長コラム東京編

大事にするということは忘れること
2025.08.28

院長コラム東京編

アーサーが死んだ
2025.08.17

院長コラム東京編

ディールの終焉
2025.08.14

院長コラム東京編

田舎生活2:洗濯物
2025.08.14

院長コラム東京編

田舎生活1:都会との比較

さらに過去のコラムを見る >