出家先生による日帰り関節鏡ナノスコープ治療
院長コラム東京編
昨年7月1日開院と同時に、東京虎ノ門 COR には日帰り関節鏡であるナノスコープが導入された。この関節鏡は、直径 1.5mm の細い針状のカメラで、関節内を観察し、付属するナノ鉗子を使って、関節内治療もできる優れものである。最大の特徴は、局所麻酔で行うために日帰りで患者様が受けることができる点にある。
このような優れものではあるが、日本に導入されて日が浅く、クリニックレベルで使っていることがないそうである。
どのようにスタートさせるか、考えていたが、やはり膝の関節鏡の専門家である出家先生にまずやってもらうのが良いであろうと考え、先日第一例を行ってわけである。
私どものクリニックに設置されている治療室で、膝関節内に麻酔薬を注入し、ナノスコープが開始された。出家先生の印象では、視野は狭いが、十分に病変部を観察できたそうで、この時は病変部にヒアルロン酸を注射したようである。
ナノスコープで病変部を確認しながら、幹細胞塊や軟骨細胞塊を塗りつける、ナノスコープによる幹細胞治療、が最も適しているのではないか、というコメントである。
と言うことで、ナノスコープを用いて、病変部を確認しながら、幹細胞塊治療を行う、ナノスコープ幹細胞塊治療を、まずは出家先生が開始することになったのである。私の診察日に、上記の治療を受けたいという旨を申出いただければ、出家先生とご相談させていただきます。
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