コラム

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通信と電話

2022.10.17

院長コラム東京編

私はiPhoneを使っている。通信といえば、携帯電話であるが、確かにiwatch, ipod 、車のbluetooth も、iphoneがないと接続できないのである。つまり、どこかに電話回線絵ハブがないと接続できないのが、今の身の回りの通信である。通信は、現在4Gから5Gへ切り替わりつつある。通信速度がかなり速くなり、地上通信の快適さは格段に上がると言われている。通信会社は、地上局をたくさん作り、地上ネットワークの充実を急いでいるの出る。
一方で、車は、電気自動車にシフトしつつあり、EV車が確実に増加している印象である。しかも、EVは、テスラやソニーなどを含めた企業が参入している。自動運転を見据えると、車に乗る人たちの生体情報や、車の運転情報、交通情報などをリアルタイムに収集管理指示する車を中心としたトータルネットワークシステムを実現することが、新しく自動車産業に参入してきた企業たちの目標だとすれば、現在の電話番号紐付け制度は、いささか古いと思われる。とすると、彼らはどのような情報ツールを構築するのであろうか?テスラはわかりやすい。すでにスターリンク社で、五千以上の低軌道人工衛星ネットワークを有しており、その有用性はウクライナ戦争で証明済みである。おそらく地上回線に頼らない、宇宙回線のようなものだけで、テスラの車、その搭乗する人をコントロール可能にしようという計画であろう。では、立ち遅れた日本企業はどうするのか。現状どうしようもないと思われる、スターリンクにお願いして回線を借りる程度のことであろう。そうすると、全てに情報は、テスラに握られ、日本企業は、テスラの子会社と成り下がるのである。このようなことが起こり得るのは、以前からわかっていたことではないだろうか?わたしどもは、グローバルヘルスケア財団で、小口径人工衛星ネットワークを作り、健康医療分野に特化した新たな健康情報管理システムを作ろうと努力している。私どものような小さな財団でも、ささやかな努力をするわけであるから、日本の企業には、もうちょっとまともなお仕事をやっていただきたいものである。

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